ダンパーの扱い方はどうすればいいのですか? |
ダンパーを2段階に1ポイントずつ開いています。
1~4キロまで同じようにしていますがこれで良いのかよく解りません。
何を基準にすれば良いのでしょうか?
A.ダンパー操作はガス圧や焙煎する豆の量で変わってくるので非常に厄介です。
参考になるかどうか解りませんが、同じ機種のある焙煎機では2キロ焙煎の場合
ダンパー操作はハゼ後に一回だけ行ってうまくいってます。
少量焙煎の場合は排気が抜けすぎる傾向にあるので、そこに注意しなければなりません。
開く度合いはこの焙煎機の場合はわずか0.1ポイントでした。
これは初期のダンパーの開度とも関係があるので一概には言えません。
いろんな固体の排気風量の測定の結果条件によってまったく排気風量の特性が
違うことが解りました。
排気ダクトや煙突の関係にも影響されます。
また、冷却ダンパーの隙間が固体によってかなり違うことも大きな要因です。
フジの5キロ釜の場合はもともと排気がやや強いので、隙間の少ない個体は
絶対的な排気風量が多くなり、シビアなダンパー操作が必要となります。
基準になるダンパーは4キロではダンパーを2回開けます。2回目はほニュートラル近辺です。少量では1回開けます。この場合は若干内圧があるほうが自然な焙煎が出来ます。
ここまでの方法は全てに当てあまることではありません。あくまでも私の焙煎の方法で
行った場合の基準です。