煙突について。 |
無いかと思いますが。
A. それは、外気温か急激に下がった為に煙突効果が強く働いたためだと
思います。
冷たい空気は空気密度が高く重くなります。
空気は温度が1度上がる毎に1/273膨張します。
計算例として煙突を流れる排気の温度が150度の場合
外気が20度の場合は温度差が130度。
空気の膨張が130×1/273=約1.476倍
この場合の煙突から出る空気の重さは外気の約0.678倍
外気が30度の場合は温度差が120度。
空気の膨張が120×1/273=約1.44倍
この場合の煙突から出る空気の重さは外気の約0.694倍
この外気の重さと煙突を流れる排気の重さの違いで煙突から出る勢いが生じます。
上の二つを比べると小さな違いですが、煙突が長くなればさらに
その効果は増大してしまいす。
焙煎機に於いては、煙突が長い場合、焙煎の初期段階では煙突が充分には
暖まっていない状態なので、排気は煙突の中で幾分冷やされます。
そのため、厳密に考えれば煙突の中を流れる排気の温度は焙煎する毎に変動
することになります。
じゃあ、どうすれば良いのと言うことになります。
フジロイヤル5キロ・3キロ釜の場合は、ポッパーに手を当てて排気の
具合を観察することが可能です。