焙煎機は悪魔の贈り物。 |
9月は絶好調で何の問題も無かったのですが、最近に成って上手く行かないと言う恐ろしい話です。
なぜ、どうして。
それは焙煎機と言う魔物のいたずらなんです。
寒さのせいで排気風量が増え、又それを長い煙突が増幅させていることが原因です。
予備焙煎の時のダンパーをもう少し閉めて排気風量を減らせば済むのですが、いくら閉めてもそれ以上減らせないのです。
なぜ、どうして・・・
それは、冷却ダンパーの隙間が3ミリだからです。
以前に何台かの焙煎機の排気風量を計りましたが、1台の冷却ダンパーの隙間は7ミリで、排気ダンパーの特性は全域でフラットな特性でした。
一方問題の焙煎機の冷却ダンパーの隙間は3ミリで、全閉から3ポイントまでの排気風量は殆ど変わりませんでした。煙突が長い事もあり実際に焙煎すると排気能力が上がることが予想されます。
幸いに冷却ダンパーを1ポイント開けたときの排気風量のデータで改善出来そうなので照らし合わせてもらって今焙煎してもらっています。
美味しくなる様に祈ってます。
所で、皆さんは焙煎している時の排気風量がどれだけか知っていますか?
私は、火を付けていないときの排気風量はデータとして持ってますが、火を付けているときのデータはまだ持っていません。
私の持っている風量計には温度補正機能が付いているのですが、ついこの前まで、プログラミングが間違っていて使えませんでした、メーカーで修理して使えるように成ったので、暇を見てデータ取りするつもりです。
自分の焙煎機なら感覚でどうにでも成るんですがね。
焙煎機の個体差がこれだけあると科学的に調べて行かないと焙煎指導も完璧には出来ないんです。
焙煎機は、悪魔か!(欧米か!のパクリです。)
それでは今日は、閉店ガラガラ。(これもパクリ。)